セラピスト紹介

プロフィール

セラピストになるまで（ 長文です ）

大学中退後、営業職の仕事を中心に複数の会社で勤務し、その後、生活困窮者や就労困難者のサポートをする仕事に携わってきました。また同時期から電話での悩み相談の仕事にも携わってきています。

ヒーリング系の分野に興味を持ち始めたのは、管理職時代のある出来事がきっかけです。
営業職でバリバリ働いて管理職に抜擢されたのですが、職責の重さや部署の成績がなかなか上がらないという重圧が日々のしかかり、精神的に追い詰められていた時期がありました。

そんな中、突然、心臓の辺りがワサワサとするような焦燥感、ベッドから起きられないくらい身体中に感じる倦怠感、そして、夜、なかなか眠れない等の症状が出たことがありました。

病院の内科で診てもらって処方された精神安定剤を飲めば一時的に症状は治まるのですが、薬が切れるとすぐに症状が出てきて、なかなか回復する兆しがありませんでした。これは心を病んでしまったのかもしれない・・・仕事は続けられるか・・・将来は大丈夫か・・・。と不安に押し潰されそうになっていました。

そんな中、強迫性障害のような症状が出てきて、藁にもすがる思いで、個人で気功をやっているという先生の診療所に受診に行くことになりました。なぜ、気功？って反応だと思いますが、一応、心療内科や精神科にも予約の電話を入れたんですけど、あまりいい感じがしなかったんです。5、6件電話したと思いますが、その気功の先生と繋がった時に、不思議と先生の声に安堵感を感じ、直感でここだと感じました。

その先生は、おそらく変わった方のようで、気功の施術をする前に、カウンセリングをしながら「気って見たことないでしょ？見せてあげるよ」と言って、私の手のひらを上に向けさせて、その手のひらから何かを引っ張り出すような動きをして「これが気だよ」って見せてくれました。透明な湯気みたいなものがユラユラしていてとても驚きました。

さらに施術中に「霊って信じる？」と聞いてきて「びっくりしないでね。実は、喜島さんの症状の原因は霊だよ。2つ憑いてるから、取ってあげる」と言って除霊というものをしてくれました。先生は5分位何かを唱えていました。それが終わると、不思議と気分が楽になりました。先生は「もう治ったはずよー」と言って、施術後に霊の事とかいろいろと説明をしてくれました。「喜島さんの魂は、空気の抜けたゴムボールみたいになってたよ」とも言っていました。診療所から家に帰る時も本当に治ったのか不安でしたが、それ以来、錠剤を一錠も飲むことなく、私を悩ませていた症状はピタリと消えてなくなりました。発症して完治までの期間は、たったの3日間でした。

この不思議な体験がきっかけで、私は魂や心、ヒーリング、そして精神世界に興味をもつようになりました。その分野の本やホームページもたくさん読むようになりました。そして、営業から転職して生活困窮者や就労困難者、心に悩みを抱えている方々の支援をする仕事に就きました。より適切な支援が出来るようにカウンセラーやキャリアコンサルタント等の資格も取得してきました。

私が支援している相手の中には、家族関係がうまくいかない。職場関係がうまくいかない。仕事が長続きしない。何かに依存してやめられない。同じような失敗を何回も繰り返している。という状態で苦しんでいる方が多くいました。その一人ひとりに誠実に向き合って支援をしてきましたが、目の前にある課題や問題はそれなりに解決できたとしても、また、似たような問題を起こしてしまったりする方も少なからずいました。

たぶん、その人の根っこの部分にあるもの、問題を生み出す原因のようなものに、変化をもたらすようなことが、ほとんど出来なかったからだと思います。

そんな時に相談者の一人から前世療法という存在を教えてもらいました。それがヒプノセラピーとの最初の出会いでした。ネットで調べて、すぐに興味を持ち、ブライアン・Ｌ・ワイス博士の著した前世療法に関する本を購入しました。

そして前世療法はヒプノセラピーの手法の一つであり、他にもいろいろな手法があることを知りました。ヒプノセラピーを学べる講座に申し込んで、実際にヒプノセラピーを体験し、そして学習していくにつれ、潜在意識が、その人の考え方や行動に大きく影響を与えていることを知りました。潜在意識に刷り込まれた概念のようなものが変化することで、より楽に生きられるようになることを体験しました。

この潜在意識と繋がり、心が癒されるような体験をたくさんの人にしてもらいたいと思いました。
その思いが、セラピストとして活動しようと決意をしたきっかけとも言えます。

潜在意識は本当に大きな力を持っていると思います。現在、悩みを抱えている多くの人たちが、私が体験したようにヒプノセラピーで潜在意識と繋がり、問題の根本になる何かに変化を与える事が出来る”きっかけ（気づき）”を得て、より良く望ましい人生を歩んでいただければと思います。

そして、私にそのお手伝いをさせていただければ本当に嬉しく思います。

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