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ヒプノセラピーとは

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ヒプノセラピーとは

ヒプノセラピーとは催眠状態の特性を利用し、暗示やイメージで潜在意識にダイレクトにアクセスして、肯定的な意識への変革や構築・再構築を促すセラピーです。

「ヒプノ」は英語でHypnosis(ヒプノシス)と書きます。意味は「催眠」で、「セラピー」は英語でTherapyと書き、意味は「療法」となります。
つまり、ヒプノセラピーというのは催眠療法のことで心理療法のひとつです。

ヒプノセラピーは、潜在意識にアクセスし、その意識の中にある過去のネガティブな記憶をポジティブな記憶に再構築したり、自身が抱えている問題に対し、潜在意識が見せてくれるイメージによって答えを見つけることができます。
自分自身の中から気づきや答えを見つけることができるので問題解決の高い効果を期待できるセラピーです。

このヒプノセラピーは、最近新しく発見された手法ではなく実は人類の歴史と共に歩んできた古い歴史があります。
4000年以上前から治療や宗教儀式の為に用いられており、古代エジプトの『眠りの寺院』でも治療に使われていたと文献にあるそうです。
そして、18世紀のフランツ・アントン・メスメル、20世紀のエミール・クーエ、ミルトン・エリクソン、ブライアン・ワイスに至るまで長い歴史を歩んできたセラピー手法なのです。

ヒプノセラピーは潜在意識にアクセスしやすくするため、催眠状態になっていただくところから始まります。

催眠状態とは、理論や理性などをつかさどる顕在意識と、記憶や想像、感情どをつかさどる潜在意識の二つの意識がつながった状態です。

催眠状態といっても催眠術とは全く異なるものです。
意思をコントロールされたり、意識を失ったりすることはなく、しっかりと意識がある状態でセッションは行われます。
自分自身で話したくないことは話さない、やりたくないことはやらないという判断をすることができます。
もちろん自由に体を動かすこともできます。

顕在意識と潜在意識がつながっている状態というのは、顕在意識が無くなってしまうということではないのです。

そして、セラピストの誘導で、現在ご自身が抱えているテーマを解決へと導くためのビジョンを見ていただくことになります。
ビジョンの内容は自分が子どもの頃の出来事だったり、
前世や過去世の出来事だったり、
未来の場面だったりします。

まるで、自分だけの物語を観ているような感覚です。
その時に感じた喜びや悲しみ、怒りなどの感情がでてきたりします。
理由は分からないけど何故か涙が出てくるなんてこともあります。

それらの反応は、すべてご自身の潜在意識が必要に応じて体感させてくれるものです。

なぜそのような気持ちになるのか、
なぜそんな選択をしてきたのか、
自分は何を求めているのか、
これからどのように生きていけばいいのかなど、
さまざまなことが明確になって、深い癒しを感じ、必要な気づきを得ることができます。

 

催眠状態とは

先にも述べましたが催眠状態とは顕在意識と潜在意識の二つの意識がつながった状態です。

わたしたちの意識には、顕在意識(表面意識)と潜在意識(無意識)の二つの意識があります。

一つは普段、わたしたちが、色々なことを考えたり、決断をしたりする思考をつかさどる顕在意識。
そして、もう一つは、嬉しい気持ちになったり、悲しい気持ちになったり、怒りや怖れなどの感情や感覚、過去の記憶、ひらめき、直感などをつかさどる潜在意識です。

人間の意識全体のうち、顕在意識の占める割合は7%ほどで、残りの93%を潜在意識が占めているといわれています。

普通の大人の意識状態では、顕在意識と潜在意識の境目には扉のようなものがあると思ってください。
それが、
変性意識状態という状態の時に、その扉が開くといわれています。
その変性意識状態の一つが催眠状態なのです。

また、その境目の扉は8~9歳頃まで開きっぱなしだそうです。
その扉が閉じてしまうのは、簡単に外的な刺激が潜在意識の中に入り込まないようにブロックするためと、潜在意識の中にある辛い記憶などが簡単に外に出てこないようにするためともいわれています。

とはいえ催眠状態は特別な状態というわけではありません。
誰でも1日に何回も催眠状態になっているのです。

気持ちよく眠ろうとしているとき、
朝に気持ちよく目覚めようとしているとき
ぼーっと景色を眺めている時のとてもリラックスしているとき
また映画を見ているとき
スポーツ観戦をしているとき
趣味に没頭しているとき
時間が経つのも忘れるほど集中しているときも催眠状態になっているときなのです。

 

催眠への誤解

嫌なことは拒否できるし自らの意思でセッションを終えることもできます。
ちゃんと自分のことをコントロールできますよ。

ヒプノセラピーでは、人為的に催眠状態を作り出しますが、催眠状態の間もしっかりと意識はあります。
自分が嫌なことは拒否することができるし、セッションを止めたいと思えばすぐに催眠状態から抜け出す事もできます。
セッションが終わった後も、セッション中の記憶は残っています。

よくテレビなどで見かける催眠術のショーをイメージしてしまい、勘違いされる方も中にはいらっしゃいますが、ヒプノセラピーでは、決して自分の意思に反してセラピストに心や身体を支配されたり、コントロールされることはありません。

セラピストはあくまで、あなたの意思に従った上で、あなたの潜在意識があなたに見せたい物語を体感するためのサポートをするだけの存在に過ぎません。
安心してセッションを受けてくださいませ。

 

ヒプノセラピーで期待される効果

ポジティブな効果が期待されるケースの一例です。※ただし、確実に効果を約束するものではございません

対人関係の改善
親子関係、夫婦関係、恋人関係、職場・学校等での人間関係

苦手意識の克服
恋愛が苦手、面接が苦手、人前で話すのが苦手、プレッシャーのかかる状況が苦手、苦手な場所や状況の克服

習慣や癖の改善・除去
あがり性、過度の緊張・震え、禁煙、過食等飲食にまつわる問題

性格や思考の改善、ヒューマンスキルの向上
ネガティブ思考の改善、自己イメージの改善(プラスイメージ、成功イメージの定着等)、積極性・行動力の獲得、社交性向上、恋愛能力向上

能力開発
学習能力・集中力の向上、粘り強さ・モチベーションを高める、コミュニケーション能力・発想力・イメージ力の向上・開拓

自己コントロール
ストレス・痛みの軽減とコントロール、不調(スランプ)からの脱出

自己探求・自己変革
人生の目的、今後の自身の方向性、現在抱えている問題の意味を知る、前世(過去世)について知る

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